偶然と必然を科学する四柱推命学入門小山内 彰
希林館 刊
発売日 2005-04
妥協を許さない理論的な、興味深い1冊 2005-07-21
ちまたに溢れている「占い(四柱推命はじめ、その類似占い)」に、かねてから漠然と疑問に思っていた事に、実に理論的に明快に回答を与えてもらえる内容でした。
「四柱推命という方法」をもとに、何が推せて、何が推せないのかという線引きも明確に、またその説明内容も読者に媚びず、決して妥協しない姿勢がとてもよいと思いました。
入門といえばこれ以上は望めない濃い内容で、作者の30年にわたる研究の深さが伺えます。(また、購読者に無償提供している「四柱八字」のソフトもかなり使えるものです。)
占い入門ではなく研究入門書に近いという感じでしょうか。
なので、この本を他の占い本のように、何パターンかの占い結果が載っていてすぐに結果(果たして本当の意味での結果?)がでると思って購入されるとかなり戸惑われるという気は確かにしますが、この作者のホームページ「命運の推し方」を一度ごらんになって、その考え方なりに触れてみてから検討されてもいいのではないでしょうか?
そのページもかなり内容のあるものだと思います。
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